首都圏環境美化センター

第5RC・第8RCプラスチック類の処理施設

第5RC・第8RCスライダープラスチック類の処理施設1
第5RC・第8RCスライダープラスチック類の処理施設2
第5RC・第8RCスライダープラスチック類の処理施設3
第5RC・第8RCスライダープラスチック類の処理施設4
第5RC・第8RCスライダープラスチック類の処理施設5
第5RC・第8RCスライダープラスチック類の処理施設6

廃プラスチック類などの産業廃棄物中間処理施設です。
お客様から回収した産業廃棄物は自動ラインシステムにより選別され、RPF(固形化燃料)やセメント原料として出荷するために破砕処理や圧縮加工処理を行っております。これらの工程を経ることでゼロエミッションを実現しております。 作業中は常に外部と遮断し、騒音、臭気、粉じんの飛散防止に努め、地元の皆様との協調を図っております。

  • 廃プラスチック
  • 廃プラスチック
  • 廃プラスチック

また2024年4月に新設の第8RCは廃プラスチックを効率よく選別できる光学選別機、風力選別機を導入することで、マテリアル・ケミカルリサイクルに適したプラスチックの選別が飛躍的に向上。主流だったサーマルリサイクルから、マテリアル・ケミカルリサイクルへの流れを加速させます。

施設詳細

  • 第5RC
  • 第8RC
施設名 住所
第5RC 〒121-0836 東京都足立区入谷八丁目5番3号
第8RC 〒121-0836 東京都足立区入谷八丁目15番15号

1日で処理する量(2施設の合計)

圧縮梱包:廃プラスチック類
23.86t
破砕:紙くず
9.12t
破砕:廃プラスチック類
9.54t
破砕:木くず
8.38t
破砕:ガラス・陶磁器くず
15.75t
破砕:金属くず
12.88t

工場の設備

消臭噴霧器
消臭噴霧器

作業中に消臭剤をミスト状に噴霧します。

計量器
計量器

搬入される廃棄物をトラックスケール(計量器)にて最大20tまで計量することができます。

監視カメラ
監視カメラ

機密保持を重視する為に、遠隔監視カメラにて作業状況を本社にて常時確認でき、録画も行なっています。車両や人の出入りなど全ての状況をリアルタイムで管理し、セキュリティーを強化しています。

自動消火設備
自動消火設備

炎と光を感知して瞬時に放水。すばやく消火できます。

放水銃
放水銃

手動放水ができる手持ちの放水銃を設置しています。

処理の手順

自社回収した廃プラスチックを搬入

自社回収した廃プラスチック

ここからプラスチックの素材ごとに分けていきます

矢印

破袋機で袋を破る

袋を破り、中身を出す

袋を破り、中身を出す

* 袋も再資源化されます

矢印

大きな袋はフィルムバックシステムで圧縮機前まで移送 ※第8RC

破袋機で袋を破る

選別の妨げとなる大きな袋は人の手で取り除き、
フィルムバックシステム(銀色の管)に吸引させます。

矢印

風力選別機で軽量物と重量物を選別 ※第8RC

風力の強さを変えることによって、
選別の基準を調節することができます。

矢印

磁力選別機

※第8RCの場合は、風力選別後の重量物を磁力選別。鉄は再資源化されます。

磁力選別機 矢印

光学選別機で素材ごとに選別

光学選別機で指定した素材ごとに選別します

※第8RCの場合は、風力選別後の軽量物を光学選別。また、選別後のラインに組成分析用のアナライザーも設置しています。

同じプラスチックでも、マテリアルリサイクル向きの素材、ケミカルリサイクル向きの素材、サーマルリサイクル向きの素材があり、ここで選別します。
第5RCの光学選別機は2023年に導入した最新モデルです。第8RCには、より効率よく選別できるモデルを2024年に設置しています。
作業は屋内で実施し、外部への騒音・臭気・粉塵などの飛散はありません。

プラスチック素材の種類
プラスチック素材の種類 矢印

破砕機で細かく砕く ※破砕せずに圧縮する場合もあります

破砕機で細かく砕く
安全な作業を行うため、分別排出へのご協力をお願いします
安全な作業を行うため、分別排出へのご協力をお願いします

破砕機に電池やバッテリーなどが入ってしまうと、処理現場での爆発や火災の原因となり大変危険です。
適切な排出へのご協力をお願いします。

リサイクル品質UPのため、分別排出へのご協力をお願いします
リサイクル品質UPのため、分別排出へのご協力をお願いします

お弁当・お菓子の食べ残しなどが混ざった状態での排出は、リサイクル原料の品質低下の原因になります。
適切な排出へのご協力をお願いします。

矢印

圧縮梱包機で圧縮・梱包

圧縮梱包機で圧縮・梱包1

再資源化事業者様のニーズに合わせ、圧縮、破砕、破砕後の圧縮 という3種類の形で処理を行います。

循環型社会の構築のため
中間処理から資源を創る

SOLUTIONS

IT技術を採用した設備と管理

最先端技術を導入した自動ラインでの分別。収集運搬車両全車にはGPS・ドライブレコーダー・無線機を搭載。
最新のITでソリューションを構築し合理的でスピーディーな対応を実現させています。

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SUPPORT

消費者とお客さまのニーズに応える

廃棄物処理やリサイクル回収を必要とされるお客様に対し、現場調査からプランのご提案、アフターフォローまで、トータルでご対応。
徹底したサポート体制で、業務の効率化を実現します。

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