紙紙くん
紙のリサイクルと環境問題
環境問題(ゴミ対策)は、一人一人が関心を持ち協力していくことが必要です。
再生資源として利用されているミックスペーパーは、ゴミ減量に貢献していますが、扱い方によっては廃棄物となる可能性があり、排出事業者の理解と協力が必要になってきます。
“可燃ゴミからリサイクルできる紙をとりのぞこう!”
可燃ゴミの中には、リサイクル可能な紙が大量に含まれています。可燃ゴミから、シュレッダー・紙くず(ミックスペーパー)として取り除き、分別することによりリサイクル可能になります。
ミックスペーパーとは
ミックスペーパーとは、オフィスより発生する紙および紙製品で、主として製本していない印刷物、使用済みのコピー用紙を含んでいるものをいいます。具体的には、オフィスで不要になったコピー用紙・メモ用紙・包装紙・名刺などを丸めたりちぎったりしたものを示します。
注意点:当社第4RCセンターにて選別異物品除去を行っておりますが、製紙工程などでトラブル要因となる「禁忌品」は排出時より混入しないようにする必要があります。
※「禁忌品」とは、紙のリサイクルに適していないものや紙以外のものを言います。
リサイクルできないもの(禁忌品)
紙類
その他
捺染紙(昇華転写紙)・感熱発泡紙(点字の紙)・黒表紙(布貼りの表紙)・トレーシングペーパー
紙以外
その他
セロハン・プラスチック製品・ガラス製品・CD・フロッピーディスク
ミックスペーパー処理の導入をするためには…
- 各テナントやビル管理責任者との、ミックスペーパーの資源化への積極的な関与
- ミックスペーパーの回収業者との効率的な連携
- ミックスペーパーの分別区分や排出方法の確認
- 異物の除去と分別による品質の確保
- 常時、PRや掲示で関心を持つ
- 注意を引く回収容器の設置
- 各テナント、ビル管理責任者、清掃員、回収業者の役割分担の明確化